2024.12.23

これまでの仕事経験をすべて活かして
地域に愛される新店舗をプロデュースする。

上桂に新社長肝いりの新店舗がオープン。期待の新店舗の店長を任されたのはロマンライフのエース社員の大塚さんでした。彼のこれまでのキャリアや新店舗にかける思いをお聞きしました。お店を任されるというのはどういうことなのか、自分の店舗を持ちたい方には、ぜひ知っていただきたいお話です。

大塚祐斗Yuto Otsuka
2015年新卒入社 上桂店 店長

常に変化を求め続ける自分にとって

ロマンライフはうってつけの職場でした。

―ご入社までの経緯について教えてください。

もともと学生時代は硬式野球部に所属しており、就職をするなら一人よりチームで仕事がしたいと考えていたんです。そんな中でロマンライフを知り、選考で話を聞くうちに面白い人が多い会社だなと思って。この人たちとチームになって仕事をしたいと心から思ったので、入社を決めました。

―入社してみてギャップはありましたか?

実際に面白い人ばかりだったのでギャップはなかったですね。最初は女性が多い職場かと思っていたのですが、しっかりと男性もいたので、そこはいい意味でのギャップだったかもしれません。

―入社してから現在までの経歴を教えてください。

最初は京都駅のマールブランシュカフェというカフェのある店舗に配属となり、1年ほど働いてから大丸京都店に異動となりました。大丸京都店に異動後、3年目からは外販という仕事を任されました。

―外販というのはどういう仕事なのでしょうか?

外販は、例えば空港にある委託店といった新しい販売経路を開拓し、商品を外部に向けて販売していく営業の仕事ですね。

―店舗に立つ仕事とはまた異なる仕事なのですね。その後のキャリアについて教えてください。

外販の仕事を5年ほど経験して、大丸京都店の店長に就任しました。その後、上桂に新店舗のオープンが決まり、そこの店長を任されることになりました。

―長く勤められた大丸京都店を離れることになりましたが、新店舗の店長に就任された心境はいかがでしょうか?

個人的には変化を好むタイプなので、1年に1回職場が変わってもいいくらいなんですよね。今回、環境を変え、成長するチャンスをいただいたと思っているので、前向きに取り組んでいます。

―そういったキャリアステップはどのように決まっていくものなのでしょうか?

まず店舗の一般社員から始まって、副店長、店長とキャリアアップしていくケースが多いですね。店長を経験すると、少しずつ視野が広がって会社の動きも見えてくるので、人によっては「あの部署で働きたい」「こんな仕事をしてみたい」という考えが出てくると思います。会社の意向も加味しつつ、個人の志向にあった仕事をしていくことになるでしょう。必ずしもそのキャリアステップが正解というわけではないと思いますが、私自身、店長を経験することで自分の可能性を発見できたので、一番おすすめのキャリアステップです。

―まずは現場の仕事を一通り経験することが、キャリアアップの第一歩なのですね。

自分で経験しないと、会社の中で誰が何をしているのかなんて分かりませんからね。より多くの店舗や部署を経験した方が、自分のやりたいことが早く見つかるんじゃないかなと思います。私自身がそうでしたから。

地域の皆様に愛される店舗を築いていくために、

お客様ファーストのコンセプトを立てる。

―店長として新店舗の上桂店をどういうお店にしていきたいですか?

まず、今まで上桂エリアにはうちの店舗がなかったので、どうやってお客様との関係を構築していくのか、そして、どうやって末永く地域の皆様に愛してもらえる店舗にしていくのかを考えているところです。私としては、来店するとちょっとした贅沢感とか、非日常感を味わえる店舗にしたいと考えています。

―そういったお店作りに関しては、店舗の立ち上げ段階から関わっているのでしょうか?

上桂に新店舗を構えることが決まって、どんなお店にするかというコンセプトを立案する段階から関わっています。店舗のレイアウトを決めたり、並べる椅子の質感にこだわってみたり、このエリアのお客様のことを考えてお店作りをしているところです。

―やはり、上桂エリアのお客様層は他の店舗とは違いますか?

そうですね。実際に自分の足で上桂エリアを歩いて、どんな方が住んでいるのか視察したことがあるのですが、30、40代くらいの若いご家族が多い印象でした。大丸京都店ですと百貨店ということもあり、40、50代のお客様がメインでしたが、その層よりもう一回り若いお客様が多いです。だからこそ、今までよりも若い層のお客様にもアプローチしていけたら、顧客層を拡大していけると考えています。

―お店作りで特にこだわったことはありますか?

上桂店にはカフェを併設しました。なるべくゆったりとした時間を過ごしていただける空間を演出するために、席数を減らして空間にゆとりを持たせたり、思い切って通常よりも大きな机を導入しているんです。

―売り上げのことを考えると、席数を増やして、滞在するお客様の人数を増やした方がいいわけですよね。そこは売り上げ効率ではなく、お客様の満足度を優先したということでしょうか。

その通りです。正直なところ、大丸京都店の店長を経験する前の自分であれば、売り上げ効率を優先していたかもしれません。しかし、大丸京都店の店長を経験したことで、お客様のことだけでなく一緒に働くメンバーのことも考えるようになりました。席数を少なくすることでお客様に過ごしやすい空間を提供できるというメリットがあるだけでなく、店員側も仕事に追われることなくゆとりを持っていい接客ができるというメリットがあることに気付くことができたのです。既存店の店長を経験させていただいたことで、店を俯瞰して捉えられるようになり、本当に視野が広がったと思っています。

「私が歴史をつくる」という気概を持った人、募集。

共に洋菓子業界のトップブランドを目指そう。

―こちらの記事を読んでいる方の中に、いずれ上桂店で一緒に働くことになる方もいるかもしれません。そんな皆さんに向けてメッセージをいただけますでしょうか?

上桂店は新店舗なのでまだ歴史がありません。だからこそ「私が歴史を作る」「私がこの店を作る」という気概を持った人に来てほしいですね。

―ロマンライフで働くうえで大事なことは何だと思いますか?

上桂店に限らず、自分がお店を作っていくという意識は持っていた方がいいと思います。受け身で仕事をしているとなかなか成長できませんから、常に現状に疑問を持って、どうしたら改善できるか考え続けることが大事だと思います。あと、実はロマンライフって遊びやお祭り事が好きな会社なんです。人が好きとか、イベント事が好きという方は、そういう気持ちも大事にしてほしいですね。

―最後に、今後の目標を教えてください。

ロマンライフをもっと有名な会社にしたいと考えています。いずれは洋菓子業界のトップブランドにしたい。そのためにも、まずは京都の中小企業の中でNo.1を目指したいですね。

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